松坂大輔よ! “モデルチェンジ”で生き残れ!!
アメリカのスポーツ専門チャンネル、『ESPN』のウェブサイトによると、
ニューヨーク・メッツのテリー・コリンズ監督は、
メジャーに昇格した松坂大輔投手を、
チームの守護神として起用する可能性を、
示唆していることが分かった。
松坂といえば、第2回のWBCのMVPを足がかりに、
ボストン・レッドソックスへの大型トレードで話題を呼んだが、
横浜高校時代から、先発完投型の、
まさに押しも押されぬ大エースとして、
西武、さらにレッドソックスの各時代を通して、
常に一番に出てくる投手だった。
しかし、その彼にも、いよいよ、”モデルチェンジ”
の時が来ているのかもしれない。
今シーズン、ニューヨーク・メッツは、
抑えの切り札としてボビー・パーネルを考えていたが、
わずか1試合に登板しただけで、手術のためチームから離脱。
急遽その後釜として、過去にセーブ王を三度獲得した実績を持つ、
ベテラン投手のホセ・バルベルデが抑えにまわったものの、
結果は10試合登板し、防御率は5.23と安定感はいまひとつ。
苦肉の策として現在、
本来はセットアッパーとしての役割を期期待されていた、
カイル・ファーンズワースがメッツのクローザーを務めている。
松坂本人の希望としては、やはり先発投手としての起用だが、
メッツのこうした、”台所事情” を見る限り、
やはりロングリリーフを主体とした登板機会が多くなることが予想され、
先発投手としては、あくまでバックアップ投手となる見込みが強い。
先発にこだわりがあるのは、
松坂のキャリアを見れば頷けるところだが、
抑えに転向して、いまや全米1のクローザーの呼び声の高い、
レッドソックスの上原投手の例を引き合いに出すまでもなく、
日本人投手の高いクオリティは、先発からリリーフ、
そしてクローザーまで、どこでもソツなくこなせる、
”ポテンシャル” を秘めていることだけは間違いない。
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