史上最速のビッグサーバーは誰だ?
ノータッチ・エースでサーブを決める!
これを武器に持つテニスプレーヤーは、
やはり、かなり有利に闘いを進められることに間違いない。
では、このテニスのサーブ、
最速スピードはいったいどれ位なのだろう?
テニスのサーブ速度でギネス記録を持っているのは、
男子はアンディ・ロディックで、
彼が繰り出すサーブの速度は、”時速228.8キロ”
女子は、ビーネス・ウィリアムズとベサニー・マテックで、
共に、”192.0キロ”
近年のラケットの進化によって、
このサーブ速度は毎年上がる傾向にあるが、
その結果ノータッチ・エースが激増し、
試合がやや淡白になりつつあるのも事実である。
サーブの速度が正式に記録されるようになったのは、
1991年から。
それ以前も、サーブの速さは計測されてはいたが、
すべて非公式のもので、その測定値も大会ごとにバラバラだった。
正式な計測が始まった頃、
時速200キロという数字は、なかなか出なかった。
しかし1990年代後半になって、
サンプラスや、イバニセビッチの登場によって、
一気に最速スピードがアップ。
このふたりは共に、時速220キロを越すスピードサーブの持ち主で、
90年代前半は、時速200キロもやっとだったのを考えれば、
いかに、このふたりのサーブが速かったのかが分かる。
この90年代はビッグサーバーの時代と言われており、
とにかく、ほとんどの選手が速いサーブを打つ、
ビッグサーバーだった。
松岡修造が活躍できたのも、まさに、
この時代に合わせたプレースタイルだったからだと言われている。
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